僕が栄養学に興味を持った理由

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こんにちは、とっくんです。

 

筋トレ歴は3年ほどです。

1年前に栄養学に目覚めてから、暇さえあれば栄養の勉強をしています。 

 

さて、先日に下記のツイートをしました。

 

僕が栄養学を勉強する理由はこれに尽きます。

みんな栄養学について正しく知るべきだと思っています。

今回は僕が栄養学を学ぶ理由について解説していきます。

 

 

朝起きるとベットから起き上がれなかった

去年、初めてベストボディジャパンにチャレンジしました。

人生初の減量に手探りでチャレンジしたのです。

 

減量が終盤を迎えたある日の朝、僕はベットから起き上がることができませんでした。

全身を襲う極度の疲労感や倦怠感。

心の底から動きたくないと思いました。

筋肉痛はないのに、本当に起き上がることができなかったのです。

 

減量でカロリー制限をしているからだ!と思うかもしれません。

確かにそれもあるかもしれませんが、それだけではない気がしました。

 

カロリー不足だけで、こんなにも動けなくなるものだろうか。

自分の体の中で、一体何が起きているんだろうか。

大学で再生医療の研究をしていたこともあり、ただのカロリー不足と片付けずに生物学的にきちんと調べてみることにしました。

 

そして、ただのカロリー不足ではなく、人体を動かすための栄養素が足りなかったという結論に至りました。

 

 

三大栄養素だけでは不十分

筋トレを行うトレーニーたちは、自分たちの食事をPFCバランスで管理します。

1日に摂取するカロリーを決めて、そのカロリー内に収まるように、

Protein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)

をどれくらい食べるのかを振り分けるのです。

 

減量中の僕も、このルールに従って食事を管理していました。

しかし、ルールに従った結果として僕は動けなくなってしまったのです。

 

調べていくうちに、三大栄養素だけでは不十分だということに気がつきました。

たしかに、三大栄養素は体のエネルギーにはなります。

しかし、三大栄養素以外に、体には生きていく上で重要となる栄養素がたくさんあったのです。

近年では、7大栄養素とも言われていることをご存知でしょうか。

 

 

これからは7大栄養素

7大栄養素とは上記の三大栄養素に加えて、

ビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルの4つを加えたものです。

 

ビタミンやミネラルはみなさんご存知の通り。

ビタミンAとかビタミンCとか鉄とか亜鉛とかです。

これらは生体機能を維持する上で非常に重要な役割を果たしています。

 

例えば、ビタミンAは目の栄養素と言われています。

ビタミンAは体の中でロドプシンという色素の材料になります。

ロドプシンは私たちが目が見える仕組みに関わっているので、ビタミンAが不足すると目が疲れやすくなったり、夜盲症になったりします。

 

その他のビタミン、ミネラルも僕たちが生きていく上で必要な機能に関係しているのです。

 

そして食物繊維は僕たちの便の材料になり、腸内環境を整えてくれる役割があります。

腸内環境の乱れが、精神疾患認知症、アレルギー、肌荒れなど様々な疾患との関連が認められており、とても大事な栄養素の一つです。

 

最後にファイトケミカル

ぶどうに含まれているポリフェノールや、トマトに含まれているカロチノイドが該当します。

植物は自分で動くことができません。

そのため、強烈な紫外線から身を守るために作り上げた色素がファイトケミカルです。

ファイトケミカルは抗酸化力が強く、人間の体が錆び付くのを防ぐ役割を持っています。

 

それぞれの詳しい説明については、別途ブログで解説していきます。

 

 

健康こそ最高の投資である

日本人の平均寿命は世界的にも高いことは知られています。

しかし、健康寿命で見てみると男性ではマイナス9歳、女性ではマイナス12歳くらいです。

健康寿命とは健康上問題なく日常生活を送れる年齢のことを言います。

つまり、日本人は長く生きるけど、最後の10年ほどは病気だったり、寝たきりだったりするのです。

 

人生100年時代と言われていますが、最後の10年間が寝たきりってどうですか?

僕は嫌です。死ぬまで元気でいたいですよね。

 

病気は突然起きるものではありません。

20年、30年という長い生活習慣の中で、ダメージが蓄積されて発症するものです。

生活習慣病は、過去の自分の生活習慣の結果として現れるものなのです。

 

そして、生活習慣病などは医療費が高いことでも有名です。

自己負担が3割だとした場合に、

ほどの医療費がかかると言われています。
(出典:公益社団法人全日本病院協会「医療費」)

 

若いうちから健康に投資することは、結果として最高の投資になると思っています。

僕は多少お金がかかっても、食事や生活習慣には人一倍気をつかっています。

 

 

健康は知識である

僕は、健康は知識によってもたらされるものだと思っています。

自分が食べているものは、体にとってプラスのものなのか。

それともマイナスのものなのか。

それは知識がないと判断することができません。

 

普段、何気なく食べている食品は安全だと胸を張って言えますか?

体にとって必要な栄養素を抜け漏れなく摂取できている自信はありますか?

 

着る服や履く靴には気をつけるのに、食事に気を使わないのはなぜでしょうか。

それは、何が良くて、何が悪いかを知らないからだと思います。

 

人は食べたもので作られます。

私たちの体は何もないところから作られるわけではなく、

普段何気なく食べている食事を材料に作られているのです。

 

みなさんが仮に家を建てるしたら、腐った建材を家を建てたいですか?

そんな家は台風が来たり、地震が来たら、一瞬で崩壊してしまいます。

 

体も同じだと僕は思っています。

正しい栄養を摂らないと、疲れた時や、ウイルスが侵入したときに

体調を崩したり、病気になったりしてしまうのです。

 

 

だから僕は栄養学を学ぶ

自分が病気になるも、ならないも自己責任です。

間違った生活習慣を送った結果として病気になっても、誰も責任を取ってくれません。

 

健康に気を使うのは30歳を超えてからとか、40歳を超えてから、という方もいます。

しかし、20代の生活習慣は体にダメージとして確実に蓄積されています。

そして10年、20年という長いスパンをかけて、病気として現れるのです。

 

世の中には間違った健康情報もたくさん流れています。

健康になると信じていたものが、実が間違っていた!なんてこともあります。

だからこそ、正しい知識を見つけて、健康で生きていくために、栄養学を学んでいるのです。

 

 

おわりに

今回は僕が栄養学を学ぶ理由についてでした。

みなさんも、何かしら好きなことがあると思います。

僕は好きなことの一つが、たまたま栄養学だっただけです。

 

このブログを読んでくれる方が少しでも健康になっていただけると幸いです。

では、またお会いしましょう!