筋トレの後ゴールデンタイムはもう古い!?タンパク質はいつ摂るべき?

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筋トレを始めたときにぶち当たる問題の一つに、いつタンパク質を摂取するとかというものがあります。

よく耳にする説としては、筋トレ直後のゴールデンタイムに摂取すべし!というもの。

もちろん、筋トレ直後のプロテイン摂取は欠かせません。ですが、それで満足してしまってはもったいない、という話を今回は紹介します。

 

ゴールデンタイムはなぜ大事なのか

みなさんがよく耳にするゴールデンタイムが重要なことには変わりありません。

決して、ゴールデンタイムを否定しているわけではないのです。

これは運動強度によらず、疲労困憊になるまでトレーニングを行った結果、トレーニング後1〜3時間が最も筋肉の合成感度が高まることが報告されているからです。

この時間帯にタンパク質を補給することができれば、筋合成を効率的に行うことができると考えられています。

引き続き、ゴールデンタイムのタンパク質摂取は続けていきましょう!

 

筋肉の合成感度は持続する

そして、ここからが新しい考え方、筋トレの新常識になります。

筋トレ後の筋肉の合成感度は、筋トレ直後に最大化することに変わりありませんが、少なくとも24時間は合成感度が高いまま維持されるという報告がなされています。

つまり、今まではゴールデンタイムのタンパク質摂取が常識でしたが、これからは『筋トレ後24時間はタンパク質を摂取する』が新常識になります。

今まで、筋トレ後はタンパク質を意識していたけれど、翌日の朝食や昼食でタンパク質を疎かにしていた、という方は24時間の継続的な摂取を心がけましょう!

ただし、これには条件があります。

レーニングの強度は高強度でも低強度でも構いませんが、疲労困憊になるまでトレーニングを行う必要はあります。

軽い運動では24時間もの間、筋肉の合成感度が高まることはないのでご注意ください!

 

まとめ

今回は筋トレ後のタンパク質摂取に関する新常識でした。

こんなのは当たり前で普段から意識していたよ!って方もいるかもしれません。でも改めて、研究として報告されていると思うと、普段のルーティンに確信が持てますよね!

これから筋トレを始めようと思っていた、始めたばかりだった、という方は筋トレ直後のゴールデンタイムだけでなく、筋トレ後24時間のタンパク質摂取を意識してみてください。

最適なタンパク質摂取量については、今度紹介していきます!

では、また今度!