意外と知らない!ウイルス感染の仕組み!
コロナウイルスが流行する2020年
2020年4月2日時点で、国内感染者は2,381例。
世界では約100万人も及ぶと言われており、アメリカが25万人と断トツの感染者数。
(出典:WHO)
今回のコロナウイルスの正式名称は「SARS-CoV-2」と言うらしい。
実は、コロナウイルスは複数種存在し、あらゆる動物に感染するのだとか。
その中でも、人に感染する種類は7種類存在している。
上の4種類は風邪などの軽い症状で済むが、下の3種類がやっかいもの。
MERSは2012年に中東で発生したコロナウイルス。
これらは重い肺炎を引き起こし、死に至る場合もある。
つい1か月前の3月8日時点では、世界の感染者は10万人ほど。(出典:WHO)
この1か月で感染者数が約10倍にも増えたのだ。
この感染力は末恐ろしいものがある。
そもそもウイルスはどうやって感染するのか?
一般的に何かしらのウイルスに感染する経路はいくつかある。
・ウイルスを吸い込む
・ウイルスを飲み込む
・虫に刺される
・性的な接触をする
などなど。
今回の新型コロナウイルスでは
主にウイルスを飲み込んだり、吸い込んだりすることで感染する。
つまり飛沫感染と言われているものだ。
鼻やノドから侵入したウイルスが粘膜に付着し、
生きた細胞に侵入することで、その細胞を乗っ取ってしまう。
乗っ取られた細胞は正常に機能できなくなり、死に至る。
そして、死んだ細胞からウイルスが放出されて、
次から次へと他の細胞にも感染が広がっていくのだ。
新型コロナウイルスどう防ぐ?
ウイルスがやっかいなのは、目に見えないところ。
ウイルスがいる~!と避けたり、追っ払ったりできない。
一番の予防法はウイルスの保有者と接しないことだが、
誰が保有しているのかなんて、見ただけでは分からない。
あいつ、保有してそうとかめちゃ失礼。
生きていくために仕事に行かないといけないし、
食べ物を買いにスーパーにも行かないといけない。
入ってきてしまうものは入ってきてしまう。
こればかりは避けようがない。
でも、ウイルスに侵入されても
感染する人もいれば、感染しない人もいることは事実。
これは何の差で生まれてくるのか?
これが全てではないが、少なくとも「免疫力」の違いは関係している。
「免疫」とは侵入したウイルスを攻撃してくれる防御機能のようなもの。
免疫力が高い人はウイルスに感染しにくく、
免疫力が低い人はウイルスに感染しやすい。
入ってくるものは仕方ないのだから、
少しでも免疫力を高めて防御してあげることが、
今、僕たちにできる残された予防法ではないだろうか。
免疫力を高める方法についてはまた今度!